sesami4とPHPで作ったサービスを繋げるまで 〜 スマートロック選定

SESAME スマートロック

先日(といってももう半年も前の話ですが)とあるサービスを立ち上げるためにsesami4をwebサービスと連動させる必要があり、せっかくなので備忘録も含めてやり方を残しておこうと思います。

とあるサービスとはSCRATCH MANIAという、無人で会員制のビリヤード場です。

無人で会員制と言うことが条件ということもあり、いろいろと試行錯誤した結果以下の条件を満たすサービスが必要だなと。

  • 鍵を所謂金属の鍵ではなく、電子キーで開けられるようにすること
  • 会員のデータベースを持つこと
  • 店内に誰がいるかオンラインで分かるようにすること
  • 出来ればオンライン決済出来ること

少なくともこれらの条件を満たす必要があり、となるとAPIを公開してくれている所謂スマートロックのサービスが必要ということになり、探すことに。

スマートロック選定

上に結論は出ているのですが笑、候補に上がったサービスは以下のとおりです。

  • Akerun
  • RemoteLock
  • Bitkey(Bitlock)
  • Qrio Lock
  • sesame

Akerun

API公開しており、機能も豊富でスマートロックとしては申し分ないサービスなんですが、月額費用がまあまあするのと、APIの仕様が若干複雑(これだけの機能なら仕方ないと思います)だったので断念。

akerun公式サイト

RemoteLock

こちらもAPI公開しており、サービスも申し分なかったのですが、これまた月額費用的に断念。
sesameで実現できなかったらこちら選んでました。

RemoteLock公式サイト

Bitkey(Bitlock)

APIが無かったので断念。

Bitlock公式サイト

Qrio Lock

こちらもAPIが見つけられなかったので断念。
外出先からネットワーク経由で開けられるとあるので、もっと探せばあったのかもしれないが、、、

Qrio Lock公式サイト

sesame

API公開してて、さらに買い切りだったので即決。
しかも1万円を切るという破格な値段。

SESAME公式サイト

補足

どのサービスもスマートロックという分野においては申し分ないサービスだと思います。
ただ、今回そこまで高機能な機能やAPIが必要でなかったこと、当然ながら値段が安ければ安いほうがよかった、というところからsesameを選択しました。
ちょっと余裕があれば、akerunやRemoteLockを選択していたかと思います。

結論

今回は鍵としては最低限の機能で、APIが公開されているものという条件でしたので、sesame4を選択しました。
鍵だけなら5,000円を切る値段で、wifiモジュールを購入しても1万円を切り、更に買い切りで、APIの利用も無料ということで、お金のない身としてはとてもありがたいサービスとなっています。

次回は・・・

sesame4を使ってどのようにwebサービスと連携していったのかを記事にまとめていきたいと思います。